OLYMPUS IZM330 ブリッジカメラの代表

オリンパス ブリッジカメラ
この頃に出回ったブリッジカメラの一つである。ブリッジという意味は一眼レフとコンパクトの橋渡しという意味があると何かに書いてあった。たしかに両者の中間のようなカメラである。他にリコ−のミライとかいろいろとあったが、やはり中途半端である。結局あまり普及はしなかったみたいである。
さてこのカメラは至れりつくせりである。当時の技術をすべて詰め込んだというスペック。まずはパッシブ式AF、これは一眼AFと一緒のもの。次にスポット測光と中央部重点測光の切り替え式。マクロモ−ド、実像式ズ−ムファインダ−、などなどたくさんあってここに書ききれない。
一見カメラに見えないところが面白い。グリップ感は意外と使いやすく便利なカメラである。

みのかんのIZM330

このカメラは地元のラボで下取り品の中から見つけたものである。別にジャンクということではなかったので、4000円くらいで譲ってもらった。最初の頃は面白がっていろいろ使っていたが、すぐに飽きてしまい、あれ以来使っていない。
こういうカメラはどういう人が使うのかなぁと考えてみると、具体的な人が思い浮かばない。若い人だろうか?それとも年配の人だろうか?jまったくといっていいほど思い浮かばないのである。結局思い浮かぶのは自分みたいな物好きな人間しかいないのではないかということである。ましてやデジカメ一辺倒な時代、まるでデジカメのような銀塩カメラはこれまた中途半端である。
コレクションとしての一台、そんな感じである。しかしよく写るカメラである。時代のハザマに埋もれていくカメラ、こういうのはもしかしたら貴重なのかもしれない。

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